その後の子猫その2(名前はルパン)


ルパンと命名した子猫。まだ再生したての皮膚が弱々しいけど、三ヶ所あった傷口の二つはふさがり、残る一番大きな傷口も「少し擦りむいた」くらいの大きさになった。以前の状態(痛そうな写真なのでクリック注意)と比べたらその治癒スピードは本当に早くてびっくりする。あと二回くらいの通院で治療は終わりそう。今日も看護婦さんの指を囓りまくり。入れ替わり他の看護婦さんも覗きにきて、ルパンはちょっとした人気者。

もやしもん」の菌たちじゃないけど、カラダのなかで細胞たちがこんな会話を交わしてるんじゃないかと想像してみた。

細胞A:あーケガしたん?
細胞B:ありゃ、派手にやったねぇ
細胞C:ま、生まれたばっかりやし、どんどんカラダ作ってる最中だから、ガーッとまとめて直していこか。
細胞A:暫く残業続くけど。
細胞B:かまへんかまへん。脚一本作り直すくらいの勢いで。
細胞A:そやね。
細胞C:そやね。

数日後

細胞ABC:どや!

家に帰ってきてすぐに走り回る。ふと脚をとめ、窓の外を眺めてなにを思う。