人は一年あれば変われる。

ハフィントン・ポストのこの記事を読んで津田眞男さんのことを思い出した(wikipedia:津田眞男)。競技人口の少なさ、残された時間、自分の身体能力などから導き出された「合理的な選択」としてだけではなく、ボート競技というのはある種の「狂気の人」を惹きつける魅力があるのかもしれない。

検索してみたら去年の夏に津田眞男さんが報知新聞のインタビューに応えていた。

【2020年五輪へ、新・東京物語】ボート選手で出場まだ間に合う!

「人は1年あれば変われる。5年あれば何でもできると思うんです」という津田さんの言葉。ロードバイクにハマった人なら共感できる部分があるのではないだろうか。ロードバイクで走り続けたら「一年前の自分」には想像できなかった「一年後の自分」がいた。そんな感覚。多分、自分が大きく変わったと実感できる体験って、人生でそう何度もあることじゃない。

私自身、スタート地点が極めて低レベルだけれど、それでも乗り出して一年後に感じた感覚は今でも鮮やかだ。その感覚はその後の人生を変えたと言っても過言じゃない。その感覚を思い出して、また一年間、サドルの上で過ごしたいと思う。