ロングライドに出かけよう:新刊が出ます
ロングライドに出かけよう----自転車で遠くを目指す生き方・走り方
ひねりのないタイトルですみません(笑)
いつの間にかAmazonに掲載されていました。
前作は発売日直前にならないと掲載されなかったし予約も出来なかったのに、今回は発売3週間前に載って予約も可。なんだか「どこの馬の骨ともわからない」という状態から、扱いのランクが上がったようで嬉しい(笑)
装丁は前作に続いてコンコルド・グラフィックスの相馬章宏さんにお願いしました。いろいろ無理を聞いていただいて感謝感謝です。
内容を説明するのもアレなので、前書きを抜粋します。
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プロローグ:ロードレーサー乗りの距離感
ロードレーサー乗りは時々こんな会話を交わす。
「週末は走ったの?」
「いや、野暮用があって土曜の午前中に軽く100km走っておしまい」
「俺も忙しくて乗れなかった。久しぶりに少し遠くへ行きたいね」
100kmという距離を「軽く」という形容詞で語るのはロードレーサー乗りだけだ。
「軽く100km走る」という距離感。これはロードレーサー乗りの「普通の距離感」だ。
ロードレーサー乗りが半ば冗談で「普通の人(スポーツとしての自転車を知らない人)に語ってはいけないタブー」という2つの数字がある。
ひとつは自転車の値段。10万を超える値段の自転車など普通の人にはなかなか理解してもらえない。そしてもうひとつが、走る距離だ。
100km、200kmという距離を自転車で走ることは普通の人の想像の域を超えている。100kmを「軽く走る」と話したら「ちょっと距離感がおかしい」といわれるだろう。それほどまでにロードレーサーに乗る人と乗らない人の「距離感」は隔たりがある。しかし、この「距離感」こそが、ロードレーサーで走ることの楽しさの鍵なのだ。この本は単にロードレーサーで走る楽しさだけではなく、そのことによって自分の「距離感」が変わっていくことが、あなたに何をもたらすか、ということを書いている。
(中略)
ロードレーサーは距離感を劇的に変えてくれる。10km単位の距離を「自分の距離感」にすることだけでライフスタイルは大きくかわる。そして100km単位の距離が「自分の距離感」になった時、あなたは今までの人生とは全く違った景色を眺めているはずだ。
そんな「新しい距離感を手に入れること」、それがこの本のテーマだ。
そのためのヒントとなるいくつかのアイデアとノウハウを書いた。
そしてこの本では前作で紹介した「距離感が壊れている人たち」にも登場してもらう。
彼らは特殊なアスリートではない、ごく普通の人たちだ。彼らに怒られることを承知で書くならば、僕と同じ「ただの自転車好きのオヤジ」たちだ。
彼らがいかにして「距離感が壊れている人」になったのか、僕自身も興味があり彼らに話を聞いた。そこに至ったプロセスには共感と感動があった。そんな彼らの話もこの本では紹介する。彼らが教えてくれた超長距離を走るときのノウハウはこれからロングライドをはじめる人にもきっと役に立つことだろう。
新しい距離感を手に入れよう。
サドルの上で眺める遠くの景色が、きっとあなたの背中を押してくれるはずだ。
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と・・・こんな内容の本です。
書店に並んだら、よかったら手にとってみてください。
ええっと・・・表紙イラストの体型は今の僕の体型を反映しています。多分(笑)
- 作者: 米津一成
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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