距離感が壊れている人

久しぶりにブログ検索してみると、いまでも「自転車で遠くへ行きたい。」に言及したことを書いてくれている方が沢山いるのにちょっとびっくりする。嬉しい。
この方は先日の埼玉400kmブルベを走った方だけど、こんな文章を見つけて驚いた。

>>でもね、200kmが物足りないなんて言うと、「距離感が壊れてる\(@O@)/」とか人を怪物のように言う人がいるんです。

>>実はこれ、ブルベに参加しているランドヌール(ズ)たちの距離感が壊れているのではなくて、一般の人達の距離感が壊れているのです。いや、壊されているのです。

この「距離感」の違いこそ、僕の次の本のテーマだ。なんだか「そのテーマなら外してませんよ」と言ってもらったようで少し安心した(笑)
ただ、ロードレーサーに乗ってみたい、これからロングライドを始めたいという人に「新しい距離感を手に入れよう」という意図が伝わるかどうか、これは読んでくれた方の感想を待たなければならない。
「距離感を壊す」きっかけになる再現性の高い方法、6人のSRたちのインタビューによる様々なプロセスでの壊し方の紹介、そして実際に超ロングライドやブルベを走る上で誰もが思い悩む事柄を解決するためのノウハウとヒント、そして距離感の変化が自分になにをもたらすかということ、それらを万遍なく書いたつもりだ。

ロングライドの入り口にいる沢山の人に読んでもらいたいと思う。この本を読んでロングライドにチャレンジしてみたいと思ってもらえたならば、ここ数ヶ月間、走る時間をつぶして原稿を書き続けた甲斐があったと思えるだろう。
もちろん、すでに壊れている人、壊れかかっている人にも「あるある!」「あるよねー」という感じで(笑)楽しんでもらえると思います(^^