8,970円の自転車とは

pedalfar2009-03-30

近所の西友でこの値段を見たときは驚いた。なんと自転車が8,970円ですよ、奥さん!(笑)
この金額、ロード乗りの身近なものに置き換えれば105のブレーキキャリパーか。105のブレーキ前後セットのお金でまるごと一台自転車が買えるわけだ。なんというか、どうなんでしょうかね。
実は僕はママチャリを所有したことがない。さらにいえば、乗ったことすら数えるくらいしかないと思う。だからママチャリを正確に語ることは僕にはできないのだけど、でも時々、駐輪場でスペースを空けるために止めてあるママチャリを動かしたりすると、その重さに腰を痛めそうになる(大げさ(^^);;)。とはいえ、カタチは確かに自転車だ。フレームがあってホイールがあってサドルがあってハンドルがあって・・・

道具としての自転車を極めて論理的かつ明快に語っている人がいる。松浦晋也さんという人だ。彼のこの記事を興味深く読んだ。


格安自転車を使うことで失われる3つの感覚


この記事の沢山のはてなブックマークのコメントを読んでいると、自転車ブームといわれる昨今だけど、まだまだロード乗りはマイノリティなのだと痛感する。こんなコメントをしている人もいる。

「ブクマの反応が、元記事の「良い道具を手元に置いて使った経験がなければ、良い道具を見分ける能力は身に付かない」という主張をよく再現していると思う」

この記事で書かれている「失われる3つの感覚」のひとつは「自分の可能性」だという。これには全面的に同意する。

松浦氏のこちらの連載もおもしろい。