弓道日本!

pedalfar2009-04-15

昨日の答えは弓道なのです。
なんと、mixi弓道コミュには約12,000人近いメンバーがいる(びっくり)。弓道と言えば、袴姿で弓を構えたポニーテールの女の子が、凛々しまなざしで的を見つめる姿が思い浮かぶ(発想がオッサンだよな(笑))。確かに時々長い弓を抱えた人が電車に乗ってくるのを目撃することがある。しかし、mixiのコミュに1万人以上の人が集まるという「メジャー感」からは弓道というスポーツはちょっと外れている気がする。ちなみに剣道の最も大きなコミュはメンバー数8,400人、柔道は4,400人だ。
このデータを「剣道より弓道はメジャー??」と読むのはもちろん誤読だ。
ある嗜好があり、その嗜好に関する情報が少なければ、その少ない情報のある場所に人は沢山集まる。それは専門誌であったり、ファンサイトであったり、mixiのようなネットのコミュニティだったり。
僕は弓道をやらないし知識もない。つまり弓道に縁のない普通の人だ。その僕が「弓道のコミュに1万人も参加者がいる!」と知ってびっくりする。そういうものって他にもあるんじゃなかろうか。つまり自分の知らない世界だけれど、実はその嗜好を持つ人はそこそこの数がいて、でもその嗜好に関する情報量が絶対的に不足している(だから門外漢はその情報に接することもない)。弓道など月刊の専門誌すらない。多分「ロングライドという嗜好」もちょっと前まで(もしかしたら今でも)そういう状態だったのかも。そういう状態の時、ネットのコミュニティのようなCGMティッピングポイントを超えると一気に大きくなる。その嗜好を持つ人が一気に流れ込んでくるのだ。門外漢である自分の感覚とコミュニティの参加人数が乖離している例は他にも沢山ある。mixiのコミュの参加人数をそういう視点から眺めると結構おもしろい。

画像は多分唯一の弓道専門誌(季刊)「弓道日本」。オッサンの妄想どおりの表紙ビジュアル(笑)この袴姿に女の子は憧れたりしそうだ。それ、弓道入門の動機としては結構大きいんじゃないだろうか。男の袴姿もカッコいい。そういえば新海誠監督の「秒速5センチメートル」の主人公が弓道部だったよね。袴姿というのは男女共通の萌え要素かも(笑)(実はこんなものまである)
袴姿で弓を射る姿に憧れて弓道を始める。フィギュアスケートのかわいいコスチュームに憧れてフィギュアスケートを始める。新しめのスポーツだとスコートとスパッツの組み合わせがカッコいいラクロスとか。女の子が新しいスポーツに興味を持つのってそんなコス萌え要素がきっかけになることが多いんじゃないかな。

では「ジャージとレーパンというコスチューム」に萌えて女の子がロードレーサーに乗り始めるということはありえるだろうか。次のエントリーはそんな考察の予定(そんな考察するのかよ!)。


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