「ロングライドに出かけよう」書評
すみません。
レーパンの話は一回お休みして(笑)今回のエントリーは本の宣伝です(^^
「ロングライドに出かけよう」の書評をブログにアップしてくださる方がそろそろ出てきました。この場を借りてお礼を申し上げると共に、一部を紹介させていただきます。トラックバック可能なエントリーにはトラックバックさせていただきました。
「asyuu@forest」
ロードバイクだとすこし走れば自宅から琵琶湖まで達する。登った北摂の山々、比良山系を見上げながらロードバイクで走ることができる。ときおり会社まで自転車通勤すると、阪急電車から眺める街の路上にロードバイクでいる自分を想像できる。
ロングライドというのは、そのような想像力を私たちに与えてくれるのではないか。
前作「自転車で遠くへ行きたい。」も非常に早く感想をアップしてくれた方です。このくだりに大きくうなずいてしまいました。
「信ちゃん放浪記」
この2冊の本を読めば、ロングライド、なかんずくブルベを走るランドヌールとは何ぞや?と言う答えが全て見つかります。
しかしそれは決して特別な何かではなく、普通の人がロードバイクに乗って、普通に走るだけなんです。
この方も前作の書評をアップしてくださった方です。そう、とんでもない距離だけど「走っているのは本当に普通の人なんだ」ということは、前作も今作も常に伝わるように心がけて書いていた点です。
で、この本の最後のほうでももう一つ激しく共感できる一文があります。それは、距離感がおかしかったのは自転車に乗り始める前の自分ではなかったかという意味で記された「本当は壊れていたのはロードレーサーに乗る前の距離感のほうなのではないか。」という表現です。都市に住む多くの人々にとって、日常の行動範囲はさほど広いものではありません。その中に押し込められて生活していれば、距離感覚もおかしくなるわなぁ(^^)自転車に乗るということは、人間の持つ自然な距離感覚を取り戻すということでもあるんですよね。
今度の本は「距離感」が大きなテーマなので、そのことに共感していただけたのは嬉しかったです。
なかなかロングライドが出来ずですが、GWはロングライドを走りたいと思っていたら、この本を手に取ってました。(笑)
僕もGWはやっと落ち着いて長い距離を走れそうです。
日本で50人 この中の一人だ。
たったこれだけで 幸せな気分になった。
昨年1,000kmブルベを完走している方です。50人というのは1,000kmブルベの昨年の認定者数です(認定者数の表を本に掲載しています)。立ち読みだけではなく購入してくださったのかが気になります(笑)
「ミ通信(本編)」
6人の方のインタビューで思ったのは
「皆さん頭が柔らかい!その発想は無かった!」的な考えが多いこと
ああ、そういうのもアリなんだ〜って
そう、ホントに6人のインタビューは聞いている僕自身がおもしろくて、楽しんでいました。「落ち武者」のくだりは著者的にかなり気に入ってます。
特に感銘を受けたのが、最初に記載されていた「距離感」についてです。
「30キロが想像できますか?」というお話です。 本の通り自動車中心の生活の時は
「元町の大丸までどれくらい時間がかかるか?」はわかりますが、元町の大丸までどれくらいの距離か?はわかりませんでした。
主宰者のかーすけさんはコミュのメンバーの方ですね。かーすけさんもテーマである「距離感」の話にうなずいてくれたのなら嬉しいです(^^
「しんいちさんち」
前作に続いて何でも自作、マイ旋盤所有の方の話が出てくる。私もブルベ用に装備が増えるにつれて「大学時代のように旋盤、ボール盤、フライス盤が自由に使えたらハンドル周りがもう少しすっきりするのになあ」と思うことが多々ある。〜(中略)〜そんな自作物と遥か彼方まで走るというのを想像すると、私はたまらなく心が震える。
しんいちさんは以前のエントリーにコメントをくれたコミュのメンバーさんでもあります。彼はエンジニアなので本に登場する6人のなかのひとり、マイ旋盤所有の方の話を取り上げてくれました。自作するって工夫することの究極ですから、そんな装備でロングライドするって究極の楽しみ方だと思いますね。
とりあえずここまで(^^
また時々紹介させていただきます。褒めていただいているのだけでなく、辛めの書評もちゃんと紹介しますから。
例のGoogleマップを使った仕掛け。少し体裁を整えました。使ってみてください。
これは、ちょっと自慢(思わずキャプチャーしてしまった)
今日の昼間、Amazonのサイクリングカテゴリで2位、3位でした。
1位の丹羽さんの本はアマゾン的には化け物のような本なので(ずっとアマゾンで売れている)なかなか追い抜けないけど、いつか自分の本でワンツーフィニッシュしたいなと思う今日この頃。
- 作者: 米津一成
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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