自転車に乗る人が、一番、アイデアを持っている

pedalfar2009-05-15

CyclingEX経由で知ったこの記事

【隠れた世界企業】ナニワの反射器、世界を快走 キャットアイ(大阪市・自転車のリフレクターなどの製造・販売)

自転車乗りにはお馴染みの会社、キャットアイに関する記事だ。そうなんだろうなと思っていたけど、やっぱりキャットアイって小さなガリバー企業だったのね。多分、キャットアイの製品を使ったことがない自転車乗りってほとんどいないような。「金型が命」っていうところが日本発の「小さなガリバー」っぽくていい。

「ロングライドに出かけよう」のなかでキャットアイSL-LD100-Rを取り上げている。防水性能の高いテールランプで、自転車での使用に関して言えば完全防水と言っていいだろう。密封型のケースで外側にはスイッチがなく、マグネットを使って内部のスイッチを動かす仕様だ。キャットアイは小型の前照灯でもこの仕様を使っている。
個人的にはこの仕様でもうちょっと明るいテールランプが欲しい。ただ難点は今の仕様だと走りながらスイッチを入れられないところ。日中走っていて、長いトンネルに入る前に走りながら手を伸ばしてスイッチを入れられるといい。そうなるとSL-LD100-Rのような付属のマグネットを本体に接触させてスイッチを入れるという仕様ではなく、HL-EL450のようなマグネット式で本体にスイッチがある仕様がいい。更に希望を言えば、入れた(押した)感覚がはっきりわかる手応えがあるスイッチがいい。手応えがあれば目視で点灯を確認できなくても「点いた」とわかるから。

「自転車に乗る人が、一番、アイデアを持っている」

これは社長の言葉として紹介されているけど、社長自身が乗る人なのかちょっと気になる。写真の体型だとちょっと微妙か(笑)しわだらけのパンツがなんだか微笑ましいけれど(^^);;

ブルベがもう少し認知されてくると「ブルベライダーの使用率No.1」とか、結構セールストークに使えるようになるんじゃなかろうか。ブルベを走る人は自分で工夫しちゃう人が多いけど、それは自転車乗りの中でロングライドで使う機材に関して最も性能や機能に対して要求度が高いっていうことだと思う。ブルベを走る自転車乗りのグループでこういった製品の開発に意見を言ったり、耐久テストを引き受けたりできないものかと思いついた。ちょっと考えてみよう。

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