木崎湖と痛車の点と線

pedalfar2009-05-26

東京→糸魚川ファストランで、また今年も木崎湖を眺めてきた。本当にこの湖は美しい。木崎湖だけでなく、仁科三湖と呼ばれる木崎湖、中網湖、青木湖はどれも美しい。wikipedia:木崎湖 wikipedia:仁科三湖
木崎湖はスイスアルプスの湖のような雰囲気だし(スイスに行ったことはないけどさ)、一番小さな中綱湖はちょっと神秘的、青木湖は冬はスキー客で賑わうけれどオフシーズンは静かで、その閑散とした雰囲気も風情がある。
一昨年の夏、カミさんと輪行し、木崎湖近くの大町温泉に泊まって仁科三湖周辺や白馬方面を走ったり、黒部ダムを見に行ったりした。その時に、木崎湖の近くのコンビニで初めて痛車を見た。「うひゃー生痛車!ホントにいるんだ」とびっくりした記憶がある。でもなぜ痛車がこんなところに??

僕は本当に木崎湖の景色が好きで、東京→糸魚川ファストランの途中で通る木崎湖がとても美しいということを一冊目の本に書いた。それを読んでくれた方がmixiの日記に「木崎湖といえば『おねがい☆ティーチャー』の舞台だよね!」と書いているのを見つけた。「おねがい☆ティーチャー??」思わず検索してしまった。2002年にオンエアされたアニメだった。その方の日記にコメントしたところ「ぜひ見てください」と勧められて、走る前に何話か見てみた。
おお!オープニングからいきなり木崎湖だよ。ほとんどの場面が木崎湖周辺だ(主人公たちが通う学校は松本市内の旧制松本高校の校舎をモデルにしている)。ストーリーは思春期の男の子の妄想炸裂的展開で、オッサンにはちとつらいものがあるけれど(笑)風景描写はかなり実際の景色に忠実だ。へー木崎湖を舞台にしたアニメがあったなんて驚いた。

土曜日、ゴール後に皆で焼き肉を食べているときに、一緒に走った某コミック誌の副編集長に「おねてぃー(とファンは言うらしい)見たんですよ」と話したら「ああ、木崎湖は聖地ですからねー。皆、巡礼に訪れるんですよ」とのこと。

あー!そうか、だから痛車がいたのか!!
ここでやっと木崎湖痛車がつながった。なるほどー、2年越しのナゾ(なぜ木崎湖痛車?)が解けた。

今年、僕が撮ったこの写真と、おねてぃーに何度も登場する踏切はほぼ同じ場所だ。
 

また今度、こちらに走りに来たときは松本の街もあちこち見てみよう。それと一昨年は登らなかった小熊山も登ってみよう。小熊山に登ればこの景色(絶景だ)が眺められる。
どうやら、また近いうちに木崎湖に行くことになりそうだ。


追記:昨日、某サイトからこのブログの以前の記事にリンクが貼られて、いきなりびっくりするような数のアクセスがあった。(右下のアクセス数グラフを見るとわかる)。いやホント、思いがけないところからのリンクでビックリしたのでした。