走ってきたよ!グランフォンド福井

まず決定的な感想を。素晴らしいコースだった。
僅か150kmで山あり谷あり、湖あり海あり、これだけバラエティに富んだ景色の中を走れるコースってそうそう無いんじゃなかろうか。一部市街地も通るけれど交通量はごく僅か。特にスタート後に少し下って登って(そもそもスタート・ゴールがスキー場だから高度がある)、その後20km以上続くダウンヒルは下っている間に一台もクルマと出会わなかったような。奥多摩だと風張峠ピークから檜原村役場まで信号なし、クルマなしっていう感じか。こんな感じの道を延々下る。いきなりアタマのなかから何かが漏れ出てくるくらい気持ちいい。

琵琶湖沿岸を走ったのは初めてだったし(ちょっと感動)、若狭湾も美しい。

それぞれのビューポイントをつなぐ道ものどかな田園風景が多く気持ちいい。

話題の小浜市オバマ氏)も通ったし(^^

東京からのアクセスはちょっと面倒かと思っていたけど、品川から新幹線に乗って米原で乗り換えて、会場に一番近い敦賀まで3時間かからなかった(米原経由の情報を教えてくれたYO-TAさん、ありがとう!)。宿泊は敦賀でスタート・ゴール地点である今庄365スキー場まで約17km。登り基調なので自走で小一時間。
オフィシャルサイトには東京からのアクセスが書かれていないし、実際に首都圏からの参加者は一割程度のようだけど、これ、東京からでも参加する価値はあると思う。正直、今回は実行委員の方に誘っていただいたので「著者営業も兼ねて走りに行きますか」というノリで、コースにはそれほど期待していなかったのだけど、いい意味で裏切られた感じ。これはまた走りに行きたい。

で、肝心の著者営業は僕の凡ミスでしおしおな結果に。関係者の皆さん、すみませんでした。それとこういったサイクリングイベントって「こうするともっと楽しいのに」と思うところもあれこれあった。それと地方都市の抱える問題も垣間見えた。反省と教訓と僕なりのサイクリングイベントへの思いは次のエントリーで詳しく。


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