こんなサイクリングイベントならどう?

pedalfar2009-06-18

画像は福井名物、ヨーロッパ軒の元祖ソースカツ丼。どーん!という感じ。とんかつ好きの僕は堪能したけれど、カミさんは「ちょっと食べ物として乱暴かも・・」という感想でした(笑)土曜の夜(=走る前)に食べたのだけど、日曜に走った後で食べたかった(でもイベント会場でもミニソースカツ丼は食べたけどね)。
今回僕に声をかけてくれたグランフォンド福井実行委員のOさんは「初めて卵でとじたカツ丼を見たときは驚いた」というくらい、福井でカツ丼と言えばソースカツ丼のことだそうな。それともうひとつ印象深かったのはイカの刺身の話で(食べ物のことばっかりですみません(^^);;)白いイカの刺身を見たときにびっくりしたそうで、イカの刺身は「透明なものだとずっと思っていた」そうだ。つまりそれくらい新鮮なものを常に食べることが出来る場所だということだ。
そんな話を聞くと地方のサイクリングイベントは「食」を絡めて、もっと地元と連携したイベントになれば楽しいのになぁと思う。

考えてみたら僕は千人単位で参加者が集まるサイクリングイベントに参加することはツール・ド・おきなわ以外では初めてだった。そのツール・ド・おきなわにしても、レースも含めた全カテゴリーの参加者を合計すれば千人単位(すべて合計すると3,500人くらい)になるけれど、本島一周の参加者自体は500人程度だ。東京→糸魚川ファストランは400人程度だし、あとはブルベやショップ主催イベントだから、グランフォンド福井は僕にとって今まで参加した最も大きな単独イベントだった。それにも関わらず僕がちょっと意外だったのは輪行+自走での参加者の少なさだった。

僕が泊まった敦賀は会場から最も近く、駅から会場まで約16km程度である。土曜日にエントリーを済ませていたので日曜は開会式が始まるぎりぎりの時間帯に走ったせいなのかもしれないけれど、自走の参加者を一人も見かけなかった。会場を挟んで福井市側からはいたのだろうか。越前市からは27km、福井市からは47km程度だ。どちら側から走っても(会場がスキー場なので)登りになるし、最後の1kmはゲレンデへのアプローチになるので結構な坂だ。それも自走する人がいない理由なのだろうか。
日曜の朝、会場手前2kmくらいからすでに駐車場に入ろうとするクルマが詰まっていた。福井市側はもっとだったのではないだろうか。結局、ゲレンデ前の駐車場では収容しきれずに下の駐車場にクルマを誘導し、それに伴ってエントリー受付が遅れ、スタート時間も遅れることになった。走った後も「駐車場を出るのに混むし」という理由で早々に引き上げる人も多かったように見受けられた。

その様子を見て「もうちょっと輪行+自走の参加者を増やせないものか」と思った。しかし7時スタートでは当日に遠方から輪行するのは無理だ。ならば土日の二日間楽しめるイベントに出来ないものか。イベント自体を二日間にわたるものにする必要はない。日曜に走る事も含めてイベント開催地を土日の二日間楽しめればいい。そんな仕掛けを少し考えてみた。
(明日に続く)


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